田名網敬一,インタビュー,松宮史佳,はまれぽ,「Rockな人々」,ロックな人々,ロック,

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2015.01.04

4軒目の病院へ:東大卒医師・ブラックジャックか、はたまた空飛ぶ仙人!?が登場!!!

総合病院に行き、5日が経過。だが、熱は37℃から37.2で推移してダルさが取れない。この時点で体調を崩して25日目。「・・・本当に一生この熱とダルさはセットで治らないのかも」と不安に。ひたすらベッドの上で横たわり、何もすることがないので(というか、する気になれないため)スマホで「微熱 長期 下がらない」と検索。すると、「慢性疲労症候群」や「甲状腺の病」「自律神経失調症」などさまざまな病気や症状がヒットし、ますます不安になってしまう。

が、「なんとかしないと!」と思い立ち、これまでとは違う漢方薬を処方してくれる病院へ行こうと決意。ひたすら検索し、「大きくなく、でも評判のいいマニアックな病院」を見つけ出すことに。ずーーーっと検索していると、「一見入りにくい雑居ビルにあるアヤしげな医院」「でも処方してくれる漢方はとっても効く」という病院を発見。早速、その医院のHPをチェックする。その先生は「東大医学部卒」なのだが、「派閥・出世・一切興味なし」というスタンスで“都内の雑居ビルにひっそりと医院を構えている”ようだまるで「ブラックジャック(by手塚治)」みたい。

「・・・この先生、どんな人なんだろう?」という興味と「この人ならなんとかしてくれるかも」との想いから、そのアヤしげな病院に行ってみることに!

24日のクリスマスイブ。ブラックジャック先生に診てもらうため、都内某所の病院へ。オープンと同時に医院に到着。・・・だが人の気配がしない。そして暖房がついていない(つけたばかり?)なのか寒い。「すいませーん!」というと、中から50代くらいの男性が!どうやら先生(ブラックジャック)のようだ。「(ここは)漢方(の病院だけど)いいですか?」と先生。「は、はい」と松宮。名前を呼ばれ、中へ。すると・・・

白髪のウェイビーヘアの先生の後ろ姿が!振り返り、椅子に座るように促す先生。眼光は超スルドイ。服装はこの寒い(暖房がきいていない)のにシャツ一枚。足は・・・なんと素足!痩身で眼光鋭く、やたらと軽装。の風貌はまさに仙人。

先生が蓮華座を組んだら・・・「なんか、空を飛びそう!!!」

“孤高の仙人”といった雰囲気を醸し出している先生(以下、仙人)。「・・・大丈夫かな」と様子を伺いながら、これまでの経緯(この病院が4軒目)を話す松宮。

松宮:実は11月29日から体調が悪くなって・・・

仙人:はーい

松宮:もう3週間以上も微熱が下がらないんです

仙人:はーーい

松宮:でも平熱が35℃なので微熱といってもすっごくダルくて・・・

仙人:はーーーい

「!!!!」

・・・仙人は一見「孤高」で「人を寄せ付けない」「話は聞かない」という感じ。しかし、会話の合間“はーーーい”という、「聞いてますよ」の合図をていねいに送ってくれるのだ!!!会話をしている時、相手の反応がないと「とても話にくい」。しかし、仙人は合いの手をしてくれるため、“超話しやすい”。思わずこのギャップに萌えてしまう。しかも、「それは(初期の)対応を間違えちゃった、ねー」「体は治ろうとしてるだから、ねー」と「××だから、ねー」を使用し、“呼びかけ(または確認?)”をしてくれるではないか!

「咳はまだ出る?」「寒気は?」と聞く仙人に「ほとんど出ないけど、気温差があると出るかな・・・」「寒気はします」と答える。すると、「ウィルスがまだいるよ」「あと1週間くらいでよくなると思うから」と仙人。「寝てれば治るよ」と言い出す仙人に「センセイ、なんとかしてください!」「ここ(医院)は最後の砦なんです!!!」と訴える松宮。すると仙人は「大丈夫!いい薬(漢方出すから)」「何を出そうかなー」と楽しそう。「その人に合った漢方を考えるのが楽しいのかな」という気がする。

仙人にお礼を言い、待合室に出ると、女性が2人。「やっぱり知る人ぞ知る名医なのかな」と想像する。近くのドラッグストアに行き、漢方を待っていると「長期的に熱があるんですか?」と薬剤師のおばちゃん。「はい」と言うと、「これはそういう薬(漢方)だから」とおばちゃんが説明してくれる。そこで「あのセンセイ(仙人)、どうなんですか?」と調査を敢行。おばちゃんによると、西洋医学で病が治らない人が「(仙人を)心の寄りどころ」としており「中には(仙人を信頼して)10年以上も付き合いがある人もいる」らしい。詳しく説明してくれるおばちゃんに思わず潜入取材をしてしまう。

・・・その後、朝・昼と薬を飲んだところ・・・熱は36.8℃に!!!「3週間ぶりに“37℃”以外の数字を見てホッとする。

仙人が処方してくれた漢方は効いた!

しかし朝方には熱が36℃4~5分になるものの、夜には36.8~36.9℃に上がるという日々。「ダルいのもまだ続くし、これはマズイ」と30日に半年振りに実家へ戻り、療養。徐々にダルさは取れ、食欲が戻ってくる。だが新年を迎え、三が日を過ぎ、体力も戻ってきたが、熱は36.5~36.9を推移し、下がり切らない。

1月5日は36.9という、まさに「ビミョーな熱」

・・・やはり血液検査をすべきなのか?それとも「ただ平熱が上がっただけ?」体力は通常の7割ほどまで回復し、段々と活動できるようになったためしばし様子を見ることにする。

ともあれ、皆様あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!

2014.12.23

ついに!アノ病院へ!!!

2軒目の病院に行った1週間後。37℃の熱は下がらず、咳が喘息のように止まらなくなり、悪化。咳が出て「ほとんど眠れない」という状態に。

松宮、ついに“あの病院”へ行くことを決意。“あの病院”とはかつて松宮が「2013年3月に喉に激痛が走り、水も飲めなくなったので入院した」という、近所の総合病院のこと。「当時は10メートル歩くのもふらふらした」ため、母を呼ぶことに。「早く横になりたい・・・」と思いながらも入院のために検査をしていると、史佳ちゃん、まだなの?!お母さん、お腹が空いちゃった!!!」とイカリングの母。「・・・娘が入院するという時にお腹が空いちゃったって・・・」と体中の力が抜ける。が、「(1人で)食べてくれば・・・」と力なく松宮が言うと、待ってるわよ!!!(置いて行く、ということには罪悪感があるらしい)」とまたまたイカリング

・・・ともあれ、「入院前に行った3時間の怒涛の検査と手続き、そして母のイカリング」に“疲れ果てた”という想い出があるため「この病院(近所の総合病院)にはできるだけ行きたくなかった」のだ。しかし・・・この熱の下がらなさと鬼のような咳に不安を抱いた松宮。電話をすると「当日は予約できません」「新しい科にかかるには初診料3000円がかかります」との答え。ほぼ徹夜の状態で電車に乗り、9時過ぎに某総合病院へ。

が、しかし!総合病院は“人・人・人!!!”そして“受付→書類記入→待ち→”と煩雑な手続きが目白押し。もう“すでにぐったり”。内科に辿り着くまで40分ほど。内科へ着き「熱がある」というと、アコーディオンカーテンのような仕切りがある“発熱患者用スペース”へ。頭がクラクラしてボーっとしていたら「体温計、測り終わったよ!」という音に気づかず、15分が経過。「・・・まだでしょうか?」と受付に行くと「もう終わってますね」「お預かりします」と女性スタッフの方。体温を見ると、再び37℃。「やっぱりうちの体温計は壊れたなかったんだ・・・」と知る。

「嗚呼、早く横になりたい・・・」と思いながらも約1時間。やっと松宮の名前が呼ばれ、診察室へ。「咽頭炎になり、3週間微熱が下がらない」「胃腸もおかしく、空腹時に気持ちが悪くなる」「平熱が35℃のためw、37℃の微熱でも非常にツラく、ダルい」「薬が合わなかったのか、胃腸が弱っていたのかわからないが、2週間ほどお粥生活を送っていた」「ここは3軒目の病院」「昨日から咳がひどくなり、喘息のように止まらない」と訴える。

すると、先生は松宮の胸と背中に聴診器を当て、呼吸音を確認。そして「長引いているのでレントゲンを撮ってください」とひと言。・・・30秒ほどで診察は終了その後、入院時を思い出しながら新館にあるレントゲン室へ。当時と同じく道に迷い、2人にレントゲン室を尋ねる。普段歩くのは苦にならない。だが、体調が悪い時は「とにかく歩くのがツラい」。健康体であれば“歩いて数分”の距離でも“病人には倍に感じてしまう”のだ。

「でもここまで来たんだからちゃんと調べないと」と“レントゲン室→撮影→遠方(旧館)の内科へ→再び発熱用患者スペースで待機”ダルさのあまり“しおれた花”のように頭が下がっていく。・・・病院に到着して2時間後。再度診察室へ。レントゲンを確認し、「肺炎ではないようですね」と松宮に説明する先生。肺炎ではないようでよかった。・・・でもこのダルさや3週間も続く微熱は一体何なんだろう?

体のダルさと微熱の正体にギモンを持ちながら、支払を済ませて病院を出たのは11時半。「早くベッドで寝たい」と思うが、仕事で人と会う約束があるため行かなくてはならない。駅に戻る途中の薬局で薬をもらうことに。名前が呼ばれ、女性の薬剤師さんから「薬の飲み方」の説明を受ける。話の中で「・・・熱が3週間続いてるんですよね」「37℃だけど、平熱が35℃なので・・・」と何の気なしに言うと・・・

「平熱より2℃も高いんじゃあ・・・それはすごいツラいですよね!!!」とものすごく共感してくれる薬剤師さん。これまで3軒の病院に行ったが、松宮の気持ちをここまでわかってくれた人は初めてだったため、びっくりし、思わず顔を上げてしまう。

しかも、薬剤師さんは「今回のお薬には解熱剤が入っていないので、先生に(解熱剤を出していいか)確認してみますね!」と言ってくれる。そしてすぐに電話で確認。解熱剤を処方してくれたのにはまたびっくり!!!

本当は無理に熱を下げると、「免疫力が落ちるためよくない」というのはわかっている。しかし、体調を崩しても仕事は休めないため「(平熱が低すぎるというのもあるが)熱があるとぐったり」してしまう。「とにかく熱を下げたい」という、松宮の気持ちをわかってくれる薬剤師さんに癒された1日だった。

追記:5日後。薬を飲み終え、咳は治まった。熱は36.9℃に下がり「このまま回復するかも?!」と期待したが、夜になると37℃~37.2℃に。ダルさは取れず、熱は下がりきらない。まだまだ「病院放浪記」は続く・・・。

2014.12.17

これ、壊れてる?!

体の調子が悪くなったのが11月29日頃。咽頭炎と胃炎(初めは胃腸炎だと思ったが、胃に激痛が走るので多分胃炎)になり、すでに約3週間

喉が痛かったので、まずは「耳鼻咽喉科」へ。しかし、胃腸(胃?)がものすごく弱っていたためか薬が合わなかったのかはわからないが、胃がおかしくなりお粥生活。「自然治癒しよう」と思い、薬を飲まずにいたが“咳が鬼のように出る”という事態に。「一旦咳が出ると止まらない」+「空腹時に胃に激痛(そして気持ち悪くなる)」ので、「内科・呼吸器科」に行ったのが12月10日(この時点で2週間が経過)。

先生に「(食欲がなく)お粥しか食べられません」「何を食べたらいいかわかなくて・・・」「栄養があるものってなんですか?」というと、「味の濃いものを食べて」とひと言。

・・・胃腸が弱ってるのに「味が濃いもの」ってかなり負担なのでは?と思うが、体が弱っているためツッコめず。体調が悪いことを実感する。

もともと味が濃いものは苦手なので“結局、お粥生活”へ。数日で喉の痛みは消え、「もうすぐよくなるかも?!」と思うが咳は止まらず、。だるさは抜けずに熱は37℃からまったく下がらない。

ここ数日、何十回と熱を測っても37℃から熱が下がらないため「・・・この体温計、壊れてるんじゃないの?」という疑惑を持つ。しかし、昨日は仕事で外出をする必要がなかったため、久しぶりにひたすら家で寝ていると・・・ついに熱が36.8℃に!

やったーーーー!!!!!

少しだるさもとれた気がする。でもまだ平熱35℃+1.8℃。これまでも「調子がいいかも!」と思い、1日にいくつものこと(仕事や家事)をすると「結局熱が上がる」という状況だったので“油断禁物だな・・・”と反省。今日は「急ぎの校正だけやろう」と決意。家事は無理してやらないことにする。

これまで(体調を崩す前は)「1日に色んなことをやりすぎだったのかも」と気づく体調が悪くならないと気づかなかったので「よかったのかもしれないなあ」としみじみ思う。先が見えず、「どうなるんだろう?」と思ったが、これでやっと復活できるかもしれない。

2014.12.10

先生にお悩み相談!

いつも化粧品を購入している都内の皮膚科へ。この皮膚科の先生は洋楽ファン。洋楽の新しいアルバムが出るのを心待ちにしていた10代の頃と同じ気持ちで、「はまれぽの記事を楽しみにしてくれている」という、ありがたい方なのだ!

診察室に入り、何気なく「毎月扁桃炎になるんですけど、(扁桃腺を)取った方がいいですか?」と先生に聞いたところ・・・

スチャッとライトをつけ、「口を開けて!」と先生。テキパキと松宮の喉を見て「(扁桃腺が)肥大しているわけではないですね」とひと言。扁桃炎が慢性化し、ひどくなると喉に膿がつくようになるらしいが「松宮さんは違います」とのこと。

「じゃあどうして(扁桃炎に)なるんだろう・・・」「平熱が35℃だからかなー」と呟くと、「それは低すぎます!「体温が低いと免疫力が低いんです」と先生。続けて「松宮さんは栄養不足です」「カロリーじゃなく、栄養が足りてない」「間違いありません!」

どどーーーん!!!と指を指し結論を告げる先生。その迫力に「は、はい」と答える松宮。

先生によると、“食事はバランスが大事”だが、「免疫力アップするにはビタミンが大切」らしい。また、「(体温をアップするには)鉄も必要」なんだとか。先生に「ビタミンと鉄をいっぱい取ります」と約束し、実践することに。

「11月は(扁桃炎にかからず)大丈夫そうだなー」と思っていたところ、原稿の校正やその他諸々発生。気づいたら「喉が痛い」という状態に!喉の痛み+倦怠感で早めに病院へ。「これで大丈夫」と夜に薬を飲んだら・・・

“胃腸に激痛”が!!!その後、気分が悪くなってしまったため眠れず。・・・これは薬のせいか?それともお昼に食べたカキフライやアンパン、デザートのせい!?

・・・疑わしいことが多すぎて「わからない」翌朝、取り急ぎ病院に電話をしたら「薬を飲むのを止めてください」とのアドバイス。「違う薬を出すのでまた来てください」と言われるが、気分が悪いため家で寝ていることに。その後、38℃まで熱が上がる。「薬を飲もうかな」と思うが、「何も食べてないから止めよう」と結論。

そして・・・気づいたら今日で“お粥生活10日め”。徐々によくなっているものの、「喉の痛みと微熱+時折胃に起こる気持ち悪さ」が引かない。「ひょっとして、岩盤浴が効くのでは?」と思い、行ってみる。だが本日現在、“現状維持”のまま。

結論:1.体調が悪い時には揚げ物は控える2.薬が原因となり、気分が悪くなることもある3.岩盤浴は「カゼに効く」とは言い切れない

クリスマスにはシャンパンが飲めるようになってるといいなあ・・・。

2014.12.01

財布を忘れた!でも片道の電車賃だけあって目的地に着いた!周囲に友達はいない!!どうする?

11月下旬。原稿を執筆中の「横浜市内の駐輪場を20ヶ所撮影したSD」をなくして大パニック(でも机の上にあった)という事件を起こした同じ週。

またまた大事件が!

原稿執筆が終わったので「ダンスに行こう」と電車へ。ジムで会員証を出そうとしたところ・・・

「財布がなーーーーーい!!!!」と初めて気づく。

パスモのチャージは「ここ数日していない」。つまり、家まで帰れるか“かなりアヤしい”。でも周囲に知り合いは誰もおらず、自分1人。お金を借りられる人は「誰もいないのだ!」

どうやって家に帰ろう?駅員さんに言ってお金を借りる?いや、以前財布を忘れて断られた(@元町・中華街駅)から交番へ?ダメだ、交番でも断られたし(結局、編集部に1000円借りてすぐに返却した)・・・。

ここはもう、「歩いて家まで帰るしかない」と覚悟を決める。

ジムから家まで歩いたら(少なく見積もって)3時間くらい。でもランチを食べていため、「お腹は激減り」で倒れそう・・・・。いや、そもそも方向音痴なのに「無事家に辿り着けるのか?!」

「無事に家へ帰れるのか」が気になってしまい、ダンス中に水を飲むのを忘れてしまう。いつも行う筋トレをする気になれず、速攻帰ることに。

もし残額がなかったらまず駅員さんに「お金が借りられるか交渉」→ダメなら交番へ→お金を借りられるか交渉→ダメなら家までの道を聞き、「歩いて帰る」と決意する。

「どうか・・・残額がありますように!」心の中で祈りながら、ドキドキして改札にパスモをタッチすると・・・

ピッ!

よかった~!パスモの残額があった!!!でも「残額はいくらだったんだろう?」でも帰れるからま、いっか!

「ドキドキして損したな~!」と思いながら最寄駅へ。“家に帰れる”という、よろこびいっぱいの気持ちでパスモを改札にタッチ。すると・・・


キンコーン!

ええっーーーー!!!ここまで来て、残額がない!? はずかしながら駅員さんに「・・・あのう・・・」「財布を忘れたんですけど、片道だけパスモの残高があって、目的地に到達してしまって・・・」と告白。すると、「不足分は明日でもいいので持って来てください」と言ってくれる。

精算機すると、その不足分は「10円」と判明。・・・この“10円足りない”というのが自分らしい

パスモとともに清算明細表を受け取る

・・・・その後、「とにかく家に帰ってきた!」とハイになって「財布を忘れた」事実を忘れてしまい、ワインショップへ。キャンペーン中だったらしく、色々と試飲を勧められたものの、「財布がない=お金がない」と思い出す。

若干、ほろ酔いになりながら家に帰宅。速攻財布を持って駅へ。10円を清算し、ワインを2本購入。

改札から出してもらえたのは「駅から出るところだったから」なのかもしれない。以前のように目的地(元町・中華街駅)まで辿り着き、「帰りの電車賃がない」と気づいた時には「(不足分は)後でいいですよ」ということにならないかも。もしかしたら駅員さんや鉄道会社のポリシーによるのかもしれない。

「とにかく家に帰ってこれてよかった・・・」「財布だけは絶対忘れないようにしよう」と反省。気づいたら買ったワインを1本空けていた。

2014.11.17

キリストからの電話

甘口の白ワインを飲みながら原稿を執筆。いつの間にかうたた寝をしてしまい、起きて「原稿書かなきゃ」とボーっとしていると・・・・

突如電話が鳴る。時刻は23時過ぎ。「誰だろう?」と思い、携帯を見ると、“キリスト(仮名)”の表示が!キリストは長髪を1つに束ねたカメラマン。“ナゼか半年に3回ほど電話を掛けてくる”という間柄なのだ。

「もしもし・・・」と電話に出ると、「あ、その声は寝起きでしょ!」とスルドイ突っ込み。声やの変化を敏感に感じ取るキリスト。仕事の件で電話をすると「なんか元気ないね」「疲れてる?」と聞いてくる。また、久しぶりに会うと、「なんか痩せた?」「今日は髪しっとりだね」など、見た目の変化にも敏感。他人の変化に対するその敏感さは“まるでお母さん”のよう。

「・・・キリストさん、お母さんなの?」とツッコみ返す松宮。「いやー、今もつ鍋を作っててさー」とキリスト。彼はいつも料理中に電話をしてくるのだ。来週撮影がないらしく、電話を掛けてきたらしい。「と、いいつつも来週になったら忙しくなるよ」と返す。

と、ここで「ねえ、請求書のことについて聞きたいんだけど」と松宮。「自分の名前の隣じゃなくって、間違えて会社の隣に自分のハンコを押しちゃったんだけど・・・やっぱりダメだよねえ?(ダメです)」と質問。

すると、「やっぱり相変わらずおもしろいねー」と笑うキリスト。「これから請求書を出してくるわ・・・」と言う松宮に「気を付けてね」「あ、でも誰かに襲われるとかじゃなくって、転んだりしないように、だからね!」とダメ押し。「くっ・・・・」言葉が出ずにいると、一通り話して満足したの、「と、いうことで・・・」とまとめ始める。

「!!!!」

「さては鍋が煮えたんでしょ?」とツッコむと「そうそう、鍋食べるから~」とキリスト。「・・・一体なんなのよ?」と思いながら、再び請求書を印刷しにファミマへと向かった。

2014.10.31

(今さらだけど)松宮の夏休み~館山編~

・・・あれは8月下旬のこと(ちょうど「京急ハッピーイエロートレイン」がアップする頃だったと思う)。

フードコーディネーターで毒舌の小鳥経営者で「何があっても動じない」ツリー、そして松宮の3人で千葉県の館山へ行くことに。

「なぜ今さら8月のことを?」というツッコミがあるかもしれない。「ちゃんとしたものを書かなきゃ」という想いが強いあまり、「先延ばしになっていた」というのが真相なのだ。しかし「書かないよりも(遅れても)書いた方がよいのでは?」と思い、書くことに(プラス小鳥とツリーから「書いてくれないと浮かばれない!」と言われたからというのもある)。

小鳥が申込んでくれた「館山ツアー」。その全貌とは・・・新宿から臨時列車(多分)で旅気分を味わいながら館山へ(料金は7500円ほど)。南国リゾート風ホテルに行き、“海辺のテラスでバーベキューを楽しむ”というもの。この日は原稿の修正に追われ、「ほぼ徹夜だった」松宮。しかし「夏の終わりを飾るのにふさわしいねー!」と3人で盛り上がり、車内では一睡もせずにテンションマックスで館山に一直線。 

館山駅に着き、バスに乗り込む

駅からバスに揺られること30分ほど。辺りは田んぼや畑だらけに。「一体どこに連れて行かれるのか」と不安に。そして無言になる松宮・小鳥・ツリー。と、ここで何やらホテルらしき建物が!

「!!!!」

・・・あれ?なんか、ちょっとイメージと違うような・・・。とりあえず中に入る3人。スタッフの方が「食事は11時半を予定しております」と説明。だが時刻は10時過ぎ。食事まで1時間以上ある。スタッフの方に「お茶が飲めるラウンジやカフェは・・・」と尋ねると「ありません」と一言。

この事実を知り“膝からガクッと”倒れ込みそうになる松宮。疲れがどっと押し寄せ「少しでも休みたい」との想いが募る。そこで「リラクゼーションルームは・・・」と聞くと「ありません」との答えが!

あるのは「バスの待合所」のような場所と・・・

自動販売機のみ

「1時間以上いったいどうしよう」と立ち尽くす50人ほどの人々。ロビーというか、「待合所」は「絶対全員は座れない」のだ。

「・・・ガーデンがあるらしいから」「行ってみよう」と外へ行くことに。すると・・・

「!!!!」 そこには衝撃の光景が!!!

市民プール?!

「いや、最近市民プールも充実してるでしょ」と小鳥。「大人は入れなそうだね、あの大きさだと」とツリー。松宮、展開についてゆけず、無言。

ここで“待合所”に戻り、自動販売機で買ったコーヒーを飲んでると・・・なんだかおもしろくなり、笑ってしまう3人。一体“まぶしい南国リゾートはどこにいったのか?!”

「・・・でもなんか、おもしろいよね」と松宮。「笑える」とツリー。「ホントホント」と小鳥。「こういう夏の方が思い出に残るよね」と言い合う。「せっかく来たんだから楽しまないとね!」と結論。・・・小鳥とツリーのこういう前向きな所が好き。

しかし・・・・待合所で「ねえ、これブログに絶対書いてよ!」「じゃないと浮かばれない~!」と叫ぶ小鳥とツリー。「目の前の現実と“でも楽しまなきゃ”という気持ちの狭間で揺れているのだろう」と推測する松宮。

・・・そして「松宮の目の前には・・・」「ビックリマーク!ビックリマーク!!ビックリマーク!!!」「な・な・な・なんと!!!」と松宮の文体?をマネしながら「心の叫び」を(心に?)綴り始める。

あの、「なんと!」の「“な”は一回ね」とツッコむ松宮。何度も2人が懇願するので「わかったよー」と了承する。たわいもない話をしていると、いよいよランチタイムに!クローズして立ち入り禁止になっていたレストランへ。

曇天に溶けそうな海を眺めながら「バーベキューでは焦げたりして」咳き込む

が、料理は普通においしくてひと安心。「そろそろ食べ終わる」という頃。「ちょっと飲み物取って来る」と席を立つ小鳥とツリー。見送る松宮。・・・だが、2人は10分以上帰ってこない。さすがに心配になり「探しに行こうか」と思ったところ・・・

「♪ハッピバースデーイツーユー♪」とやや恥ずかしげに歌いながらケーキを持って登場するスタッフの方+小鳥とツリー。実は松宮の誕生日は8月なのだ。

「あ~!!!!」と思わぬサプライズに驚く松宮。・・・うれしい。ケーキはイチゴやオレンジ、ブルーベリーなどがぎっしり入っており、超美味。18cmほどの巨大なケーキを切り分け、3人で食べる。ケーキの他にもそれぞれ誕生日プレゼントをもらい、胸がいっぱいに。

18cmほどのホールケーキは「かなり大きい」

「もう無理・・・」「食べられない」という小鳥&ツリー。スイーツ好きの松宮もギブアップ寸前。だがバースデーケーキを残すのは「気が引ける」と“よくわからない気合い”を入れ、1人ケーキを完食。


「・・・取材でかなり胃が大きくなっているのでは」と心配になる

小鳥が加工してくれた“徹夜明け&メークが落ちた”状態の松宮(はずかしいので小さめ)

・・・その後、「10人入ると定員オーバー」という天然温泉へ。「1時間以内に入浴し、着替えた上に荷物をまとめてホテル前に集合」という、修学旅行よりもハードなスケジュールをこなし、岐路へ。3人とも帰りの列車内では爆睡。

色々な意味で“絶対に忘れられない夏休み”になった。

2014.10.23

☆新宿二丁目ナイト☆屈辱のひと言

・・・何年か前の大晦日。毒舌・トトロの案内により新宿二丁目で年を越すことに。トトロとは「後で合流しよう」と連絡し、小鳥と「女性オンリー」のバー(もしくはクラブ?)へ。店内は女性ばっかり!(当たり前) 中には女性同士のカップルも。横目で見ながらドキドキする松宮&小鳥。すると・・・

「私達もカップルに見えるのかな」と小鳥。「・・・やめてよ・・・」と松宮。

小鳥がトイレに行き、待っていると1人の女性が話しかけてくる。「二丁目にはよく来るんですか?」などとたわいもない会話をしていると、小鳥がカンバック。小鳥を見ると、女性は「ひたすら小鳥に話しかける」。

・・・その後、トトロと合流して昭和な感じのバーへ。トトロが入れているウィスキーを飲み、「そろそろ新年だね」と話す3人。「そういえばさあ・・・」と先ほどの女性が「初めは松宮に話してたけど、小鳥が戻るとずっと話しかけてた」とトトロに報告。すると・・・

「史佳ちゃん、噛ませ犬だね(笑)屈辱のひと言。

「ひどーーーい!!!」と叫ぶ松宮。爆笑する小鳥。

“噛ませ犬”が新年初めて言われたコトバとなってしまったお正月。屈辱のコトバとともにスタートしたが、楽しい年越しだった。

2014.10.20

その名はジゾー

先日、フードコーディネーターの小鳥(小柄で小鳥好き)から「うちにご飯を食べに来ない?」との誘いが!メニュー開発をしているので「食べて感想を聞かせてほしい」とのこと。当時、扁桃炎の薬を飲んでいたけど大分回復していた松宮。雨の中、「いくー!」と言い、小鳥の家へ。

おいしい料理を食べていると、松宮の写真を撮影する小鳥。そして2人共通の友人であるトトロ(♂♀)に送信。すると・・・「ジゾー(笑)」との返信が!意味がわからず「ジゾーってなによ?」としばらく考えていると・・

「!!!!」

「お地蔵様か!」当時、扁桃炎から回復中だったため、「喉を冷やさないように」スカーフを巻いていたのだ!・・・その姿がトトロにとっては「まさに地蔵」だったらしい。「・・・せめてお地蔵様と言ってよ」「いや、なんか違う」と呟く松宮。小鳥は「トトロってスルどいんだよね」と爆笑。


・・・確かに「ちょっとお地蔵様っぽい」

「ひどーーーい!」と抗議すると、「もしくはこけし」とトトロ。実はこの日の朝、前髪を切って直角になりすぎて失敗したのだ!

「トトロ、ひどい!」と思ったが、よくよく小鳥が撮った写真を見て「確かに・・・」と笑ってしまった松宮。それがちょっと悔しかった。

2014.10.13

他人が思う松宮の印象とセルフイメージのギャップ

昨日友人数人と会った時、どういった経緯かは忘れてしまったが「一見、松宮はすごく話しにくい」と話題に。

自分では“とても話しやすい”と勝手に思っていた松宮。ものすごい衝撃を受ける。「ええっ!話しやすいでしょ?!」と言うと、「話しかけにくいよ」と複数の友人が証言。「喋らないとクールな印象」「無表情」「何を考えてるかわからない」「機嫌が悪いのかと気をつかう」とさまざまな意見が!「写真でもいつも笑ってなくて真顔だしさー」と友人。それは「写真が苦手だから!」と」松宮。

・・・っていうか皆、「松宮は話しかけにくい」と言う割には「ものすごい色々言ってるよね・・・」とツッコむ。

「電車の中とか街中でも笑ってれば?」と某友人。「・・・それはかえって怖いでしょ」と松宮。

とにかく、セルフイメージと「他人が思う松宮象は違う」ということを学んだ夜だった。

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松宮史佳について

「食べる」「飲む」「踊る」のが好きな本能のままに生きるライター。翻訳業などを経て偶然パーティーで雑誌編集長に出会い、フリーライターの道へ。       

グルメ系から美容、医療などのインタビューから夜の街まで数千件を取材し、経験を積む。

2018年、80歳以上で現役のカッコイイ人々を取材するサイト「Rockな人々」https://hirock1117.wixsite.com/japaneserockpeople/blog/untitledをオープンした。
2020年は新しい企画を考案する予定。              

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