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2013.08.20

夏の終わり

8月下旬の某日。原稿に追われ、主食の枝豆がなくなったので、数日振りに「外の世界」へ。近所のスーパーで買い物したその帰り道。歩いていると・・・何かがおかしい!

ふと足元を見てみる。すると・・・

「!!!!」

右足に履いたウェッジ厚底ビーチサンダルの鼻緒(親指と人差し指を挟むところ)が切れている!!!

鼻緒が完全に抜けている!(帰宅後、家で撮影)

普通に歩いていただけなのにナゼこんなことが起きるのか・・・。

“押さえ”だった鼻緒が抜け、ビーチサンダルとしての機能が喪失。仕方がないので、右足をサンダルに乗せて引きずりながら歩く。

この姿は“極めてはずかしい”。誰にも見られたくない・・・と思っていると・・・

「!!!!」

こんな時に限って、途中にあるカフェの軒先で若いお兄さんが何かを食べている!

恥ずかしいので(どう見てもアヤシイのだが)さりげなーく車道に出て、お兄さんの目の前を通り過ぎる松宮。

(でも鼻緒が切れた右足は引きずっているため、アヤしいことには変わりない)

・・・帰宅後。サンダルの修復を試みる。

が、左のサンダルにある(鼻緒を押さえる)プラスティック製の筒がない!

・・・これは「修復不可」と判明。

唯一“お気に入り”だったビーチサンダルがなくなってしまい、松宮の夏は突如終わった。

2013.08.12

ハマのメリーと新宿のタイガーマスク

先月執筆した「横浜の伝説!白塗りのメリーさんとは?!」

周囲では「メリーさんは横浜の聖域」「だから横浜市民は正体を暴くのは望んでいない」「いや、映画にあることだけじゃ書く意味がない!」「リアルな姿を!」等、さまざまな意見が飛び交っていた。結果・・・

松宮は「ものすごーく悩むことに!」

・・・結局、試行錯誤を繰り返し、計10回以上書き直した。もともと記事は「メリーさんの生涯」「写真家・森日出夫さん&映画監督中村高寛監督のインタビュー」の構成で“1部のみ”の予定だったのだが、「映画と同じ情報では書く意味がないのでは?」と思うようになり・・・。

メリーさんゆかりの地を巡り、過去と現在を比較したり、映画を撮ろうと企画していた清水節子さんや「天使はブルースを歌う」を書いた作家・山崎洋子さん、メリーさんを下書き(自叙伝ではない)にした舞台「横浜ローザ」を行っている女優・五代路子さんにもインタビューを敢行し、“2部構成”になった。

記事を執筆中、「横浜市民はメリーさんの生々しい姿を知りたくない」との意見に遭遇し、悩んだ松宮。「オーラ写真を撮ってみた!」でも登場し、いつも冷静なアドバイスをくれるCちゃんに相談。

東京都新宿区出身のCちゃんにまずは「メリーさんって知ってる?」と尋ねてみると・・・「ううん、知らない」との答え!「横浜(周囲)出身以外の人ってメリーさんを知らないんだ!」と驚く。

Cちゃんに「メリーさんはね・・・」と“かつて横浜にいた伝説の娼婦”と説明。続いてメリーさんは横浜の聖域だから「市民は生々しい姿を知りたくない」という意見があるが、「当たり障りのないことだけ書いても読みごたえがないし、悩んでいる」と告げると・・・

新宿にも都市伝説的な人物「タイガーマスクが存在する」と衝撃の告白をするCちゃん。

なんでもCちゃんによると、新宿にはタイガーマスクのお面を被った男性が何十年も前から生息してるらしい!

タイガーマスクは昔から「見た?」「見た見た!」などと、小学生の時から「仲間うちでも話題になっていた」とのこと。当時は“ナゾの人”だったタイガーマスク。

だが最近はオープンになったのか、Cちゃんは「武蔵野館で映画を観ていたタイガーマスクを目撃した」らしい!!!

また、別の日には「傍らに外したマスクを置き、ご飯を食べていた」とか!!!

伝説的な人物だったから「正直、あんまり正体は見たくなかった・・・」とCちゃん。

・・・確かに映画館で映画を観たり、マスクを外してご飯を食べるタイガーマスクの“生々しい日常”は知りたくない。

・・・伝説は伝説のままでいてほしい」と結論。

悩んだ末、記事には「メリーさんの生々しすぎる情報は載せない」「でも映画にはない情報を入れる」ということに。

全国各地に「都市伝説的人物はいるのかもしれない」と思った1日だった。

2013.08.07

父のコメント

最近はLINEやfacebookのチャットを使うjことが多いため、携帯メールは「ほぼ使用しない」。久々に携帯メールをチェックすると・・・「!!!」

FROM:父

件名:六角橋

“激レアのメール送信者”に思わず身構える松宮。

恐る恐るメールをチェックすると・・・

「!!!!」

・・・1年前の夏の出来事を思い出す。

昨年の夏。用事(何かは思い出せない)があり、実家へと帰った松宮。

すると、めずらしく父が近づいて来て、「おい、あの『肩こりが治るバス停』、あれはなんだ?」と父。「???」

「何を言っているんだろう、この人は・・・」と頭が「?」で支配される。が、数秒後・・・。「!!!」

「肩こりが治るバス停」は「はまれぽ」で掲載された記事。高周波というバス停があるが、「肩こりは治るのか?」とキニナルが投稿され、松宮が取材したのだ!

家族には“ライターなのはヒ・ミ・ツ”→でも父が「肩こりが治るバス停(=記事)を知っている!→家族の中で松宮=ライターなのを知っているのは“姉のみ!”

=姉経由でバレた!!!

ややあきれた感じで笑いながら「・・・お前は一体何をやってるんだ」と父。

記事では編集部の命により、“バス停に御社名の高周波と名前が付いているが、「肩こりは治りますか?」と”会社の方に伺った松宮。

父の“お前は一体何を・・・”は「高周波って名前がついているからといって「何をバカなことを聞いているんだ」という意味なのだ。

「・・・仕事(のはず)だけど・・・」でも「自分は一体何をやっているのか?」と考え込む。結局父の問いには答えられず、結局「無言」。

で、先日はまれぽで松宮が取材した商店街(六角橋)の記事を読んだ(らしい)父からメールが届き・・・・

・・・あれ(高周波事件)からずっとはまれぽの記事を「読んでたのか!!!」と知り、動揺する。でも「まあいっか」と結論。

ちなみにメールは(松宮の両親は)新婚当時、六角橋に住んでおり、「記事で登場する千代田湯に通っていた」商店街にある中華料理店に行き、頼んだタンメンに「ゴキブリが入っていた」。店主に指摘すると「タンメンがタダになったことを思い出した」という内容。

・・・っていうか、松宮の記事がどうこうというより、「ラーメンに「ゴキブリが入っていた」。指摘すると「ラーメンがタダになったことを思い出した」ことを言いたかっただけでは・・・。

父のメールに何と書いてよいかわからず、「タンメンにゴキブリが入っていたとは驚き!」とだけ返信した。

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松宮史佳について

「食べる」「飲む」「踊る」のが好きな本能のままに生きるライター。翻訳業などを経て偶然パーティーで雑誌編集長に出会い、フリーライターの道へ。       

グルメ系から美容、医療などのインタビューから夜の街まで数千件を取材し、経験を積む。

2018年、80歳以上で現役のカッコイイ人々を取材するサイト「Rockな人々」https://hirock1117.wixsite.com/japaneserockpeople/blog/untitledをオープンした。
2020年は新しい企画を考案する予定。              

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