田名網敬一,インタビュー,松宮史佳,はまれぽ,「Rockな人々」,ロックな人々,ロック,

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2013.05.30

ニッポン放送「ごごはん」出演レポート

5月24日(金)の数日前。編集部に用があり、電話をしたところ・・・「あ、そうだ!お前ラジオ出ろ!」{たまにはライターが出るのも新鮮でいいだろ!」と“たまたま通りかかったら捕まった?”みたいな感じで急遽ラジオに出演することに。

なんのラジオか判明したのはラジオに出る前日。・・・このてきとーさ加減。相変わらずだ。実は松宮、ブログのでも書いたが「人前で話すのは大の苦手」。が、しかし!最近はなぜか人前で話す機会が巡ってくる・・・。これも何かのめぐり合わせなのだろうか。

何か言うことを暗記して“一字一句抜けがないように言わなきゃ!”と思うからダメなのだ!結局、「まーいっか(結局こうなる)」「相手に合わせて話せばいいや」と思うことに。

ラジオ出演当日。12時20分に編集部・木下さんと有楽町駅で待ち合わせ。ペニンシュラホテルでランチを食べ、13時半にニッポン放送へ。

受付で「はまれぽです」と名乗ると、「え?」と聞き返されてしまう。・・・どうやらはまれぽの運営会社「アイ・ティ・エー」でアポイントが入っていたようだ。いつか“はまれぽ”と言っても一発で通じるように・・・「頑張れ」と心の中でつぶやく。

ニッポン放送は思ったより小ぢんまりとしている。でもラジオ局という響きが「心をワクワク」させるのだ。エレベーターで(確か)4Fへ。放送作家の方とガラス張り&4人掛けくらいのミーティングルームに向かう。「何かお飲物は?」とドリンクリストを渡し、尋ねてくれる放送作家の方。「!!!!」

すごい。ざっと20~30種ほどのドリンクが!さすがニッポン放送。ドリンクの種類が豊富すぎる!!色々目移りするが、結局いつものコーヒーをオーダー。

で、コーヒーを飲みながら放送作家の方と打ち合わせ。と言っても、ゆる~い感じ。「どうしてはまれぽを知ったんですか?」と(やっぱり)取材をしてしまう松宮。放送作家の方は横浜出身で「2年ほど前からはまれぽを知り、チェックをしてた」とのこと!「こちらが緊張しないように」との配慮から色々とお話してくれたのだろう。

「はまれぽ」は横浜・川崎・湘南の地域情報サイト。だが、「なぜニッポン放送がオファーを?」と疑問に思っていた松宮。放送作家の方に尋ねる。すると、ニッポン放送の通信所が千葉にあるので、「対岸の横浜はよく電波が入る」らしい。そのため、「横浜には多くのリスナーがいる」んだとか!意外な事実に感心してしまう。

本番10分前。スタジオに移動。ブースにはスタッフの方が5~6人ほど。ガラス張りのスタジオにはニッポン放送アナウンサーの上柳昌彦さんと山瀬まみさんのお二人だけ!!この小ぢんまり感が好き。

CM中にスタジオへ。上柳さんと山瀬さんにご挨拶。・・・お二人ともすごい華奢な印象だ。CMが終了し、上柳さんが木下さんに「はまれぽとは?」と振ってくれる。落ち着いた様子で答える木下さん。次に「ライターの松宮さんは経歴がユニークで・・・」と上柳さん。「そんなことはないんだけど・・・」と心の中でつぶやく松宮。(以下、若干うろ覚え)

上柳さん:松宮さんはイギリスのダンス学校に行こうと思ったらオーディションで落ちちゃったんですか?

松宮:そうなんです。落ちました(笑)

上柳さん:オーディション落ちるのははショックですねー

松宮:そうですね、ショックです(ここにツッコまれるとは思わなかった笑)

上柳さん:で、アメリカに留学したわけですか?

松宮:ええ、イギリスに振られたので「アメリカへ行こうと(笑)

・・・こんな感じでゆる~くスタート。

上柳さん:そこからどうやってライターになったんですか?

偶然、シナリオセンターの同級生に表参道ヒルズのパーティー券をもらい、「そこで雑誌の編集長に出会った」そこがスタートと説明。続いて「はまれぽのライターになったきっかけ」を尋ねられ・・・

・・・「なんかアヤしいサイトに募集が出てたんです(笑)」と答える。

始めは松宮が書いた記事「流れるぞ!」に話が!「・・・マズい!予想外の展開」「かなり昔なので記憶が曖昧!」と思いながらも・・・桜木町駅に“流れるぞ!”という看板があり、「傾斜があるので、電車が後ろに下がる(流れる)ないように気をつけろよ!」ということだったと答える。(アブないとこだった・・・)

上柳さん:ライターさんはいろいろと大変だと思うんですが、松宮さんは・・・(確かこんな感じだったと思う)

松宮:ええ、2回倒れました

上柳さん:え?

松宮:・・今年に入って2回・・・

上柳さん&山瀬さん:ええー!!!

・・・次に“6回通って取材した豊野”の話へ。すると、CM中に豊野と取引があるという会社からメール?で感想が寄せられる。上柳さんはその感想をCM中に受け取り、さらっと「早速反響が寄せられています」と会話に盛り込む。その姿は「まさにプロ!」

たった一枚しか撮ってないのに「松宮、しっかり目をつぶっている!!!」

・・・ま、いっか。写真苦手だし・・・。

CM中、山瀬さんが「・・・松宮さんは大食いなんですか?」という山瀬さん。

松宮:・・・いえ、あんまり?大食いではないんですけど・・・ええ(笑)ステラおばさんのクッ  

    キーって知ってます

山瀬さん:知ってます!

松宮:あの食べ放題に行ったり・・・

山瀬さん:いつの間にか(体張る系&大食い)専門みたいな?

松宮:そーなんです!!!

・・・松宮、心の叫び。

好き放題に話し、あっという間に出番は終了。とっても気さくでお話しやすかった上柳さんと山瀬さんにお礼を言い、立ち去る。

ラジオ出演、楽しかったな~!と一人想いにふける@日比谷フレッシュネス

2013.05.22

“縁”のフシギ

ライターという仕事はとっても好きだし、自分にも合っている、と思う。でも、締切前は“週3日徹夜!”ってこともあったりして、「ライターやめようかな・・・」と思う時も。でも・・・でも・・・

そういう時に限って“思わぬ縁”から必ず 「一緒にやりませんか?」って引き合いがあるのがフシギ。。。「一体何なんだろう・・・」と思うけど、「まだライターを続けろ」ってことなのかなー。

もう少し、頑張ってみよう。

2013.05.19

京急に乗って、まぐろ!まぐろ!!まぐろ!!!

扁桃炎が8割り方回復した松宮。 「・・・楽しいコトをして完治しよう!」「GWに修行する」で一緒にお遍路さん体験をした友人Y&Mとともに遊びに行くことに!

いつもお得情報に目ざとい友人Yの提案により、京急が販売している「まぐろみさききっぷ」で小旅行を敢行。実は松宮、はまれぽの「赤い弾丸、京急は最速か?」で京急を取材した。

これまでにさまざまな鉄道を取材したが、京急は一番広報に力を入れており、とっても熱心。「1つ尋ねると100以上答えてくれる」広報の方の姿勢に感銘し、今では“すっかり京急のとりこ”に。

ちなみに「まぐろみさききっぷ」とは、①販売駅⇔三崎口までの乗車券②指定区間のバス乗り放題③まぐろ食事券④温泉などの施設利用券付き。

“ありえないほどのお得切符”なのだ!

松宮一行は品川から「まぐろみさききっぷ」を購入(2,980円)。通常、品川⇔三崎口は1,800円なので、あと1,000円ほど使えば元が取れる。だが、切符には、まぐろ付きの食事(2,000円以上の価値アリ!らしい)と温泉施設の入場料(通常は1,000円~)が付いており、6,000円が“半額になるほどお得”!!!

しかも 「平日限定」「季節限定」ではなく、「いつでもOK」

さすが京急、太っ腹すぎる。いや、むしろ「儲けはあるのか?」と心配になってしまう。この“ありえないほどの太っ腹加減”がマニア心をつかんで離さないのであろう。

「京急、今日もありがとう」と別れを告げ、三浦海岸で下車

駅周辺は「すごいローカル」な雰囲気が漂っている

なにがこの“ローカル感”を醸し出しているのか?としばし熟考。・・それは「駅の周りに高い建物が一切ないからだ」と気づき、納得。駅に降り立つと・・・

まぐろ!

まぐろ!!まぐろ!!!

怒涛の“まぐろ押し”。

「まぐろを押す」と言ったら「とにかく押す!」

・・・京急のブレなさ加減が好き。

駅を出てバス停へ。剣崎行きのバスに20分ほど乗り、下車。

キャベツ畑に囲まれた細道を登りながら、剣崎灯台を目指す

1871年に明治政府が設置した剣崎灯台

アクセスがかなり不便なので、ほとんど人がいない。陽射しは強いが、風は爽やかで気持ちいい。

眺めも最高!

灯台の中に入りたかったが、鍵がかかっていたため断念。再びバスに乗って三浦海岸駅へ。いよいよメインイベントの“まぐろづくし”を食すことに!駅から徒歩3分ほどの「回転寿司 海鮮」へ。

まぐろ・中トロ・大トロのほか、地魚握りなど12貫が付いた「丸ごと岬づくし」

超新鮮で美味しかった赤身

しらすも新鮮で透き通っている!

まぐろのゼラチン質+味噌で合えた珍味!

ネタはすべて新鮮で美味しい!ボリューム満点で「2,500円以上の価値がある」と思わせるほどの充実ぶり!

・・・続いて再び京急に乗車し、三崎口駅へ。バスに乗り、“メガネ型”をした馬ノ背洞門を目指す。・・・が、バス停からの地図が一切ない!友人Y&Mがスマホを駆使し(松宮はガラ系携帯のみ所有)、30分歩き回って探したが、見つからず。

食堂のおばさんに尋ねてやっと正しい道が判明するも、疲れ果てた3人。次の馬背門に行き、次のバスに乗るとすると、30分以上は待たなくてはならない。「・・・もう温泉に行こう」と満場一致で決定。

結局幻となった馬ノ背洞門

方向音痴の松宮。世界各所に「今だたどり着けない場所」があるが、また新たな場所が追加されることに。

バスを乗り継ぎ、観潮荘へと向かう

通常の日帰り入浴は1000円

前日2時間しか寝ていなかったため、温泉では「一切の記憶がない」

・・・とはいえ、やはり温泉は気持ちいい!すっきりしたところで夕食。知人の知人に誘われ、地元の居酒屋へ。・・・が、そこで事件が勃発!

梅酒を頼み、ひと口。すると、なぜだかわからないが、“これは飲んではいけない”という、危険な信号を全身で感じ取る。

なんというか、ものすごい“化合物”のような味がするのだ。「!!!」そう、たとえて言うなら「ろうそくの味」。どうしても飲むことができないので、レモンサワーを注文。が、「まったく同じ味だった・・・。

と、ここでお店のおばあちゃんが気を遣って「めずらしいモノがあるから」と「マンボウ」を出してくれる。

「マンボ―――――???!と驚く一同。・・・マンボーーーーーってあの、スイカみたいな巨大な魚???

「どんな味なのか」・・・恐る恐るひと口。

・・・噛めば噛むほど「味がない」

もともと味が淡泊なのか・・・。味がまったくない。食感はイカみたいな感じ

・・・居酒屋のおばあちゃんは気を遣って出してくれたのだ。一同、黙々とマンボウを食す。9時半過ぎ、居酒屋を出る。

とにかく、ナゾの化合物サワー?とマンボウが強烈だったため、お昼に食べた極上まぐろの記憶が消え去りそうになる。が、新しいコトに出会えるのは楽しい!そんな気持ちになった一日だった。

2013.05.17

ドS女医現る

3月に“水を飲むのにも涙が出る”という扁桃炎になり、入院した松宮。「もう絶対扁桃炎にはなるまい」そう思っていたのに・・・。

先週の金曜日。取材のため終電を逃してしまい、2時過ぎにタクシーで帰宅。週末は貧血でダウン。そして「なんか喉が痛いな・・・」と思いながらも、前回ほどではなかったので放置。が、全身に倦怠感を感じ、熱を測ると37度3分。「やっぱり熱がある」。。。

平熱35度の松宮。37度でも「ものすごいダルイ」。が、38℃以上熱が出ると、“フィーバー状態”でハイになるのが不思議だ。

・・・「(なんとなく)喉が痛い」と思いながらも2日放置。すると・・・

リンパ腺が腫れてきた。夜になると熱が上がり、体中が熱い。 「さすがに放置してたらマズイかも」と思い、翌朝前回入院する前に診てもらった近所の耳鼻咽喉科へ。病院に到着すると、受付に前回と同じこわ~い女医さんの姿が!!!

松宮を見るなり、「なに?いつから喉が痛いの!」と睨みながら詰問「・・・週末くらいから・・・」としどろもどろになる松宮。すると、「なんで今日来たの!」「今日は水曜日でしょ!」「月曜日は?」「火曜日はどうしたのっ!!!」と詰め寄る先生。

そして、「早く(診察室に)入って!!!」と促される。戦々恐々の松宮。先生は診察するなり、「あなたは扁桃炎が慢性化してるんだからっ!」と一括。「自分で気を付けないとダメでしょっ!」「疲れがたまると喉にくるんだから!」と矢継ぎ早に責められる。

二度しか会ったことがない人に“いつも100%怒られている”という、この状況(しかも二度とも)「・・・これは一体なんなんだ・・・」という疑問が頭に思い浮かぶ。が、言っていることはごもっとも&先生のあまりの迫力に「・・・はあ・・・」しか言葉が出ない。

そして帰り際。受付にて・・・。「あなた、その調子だと朝ごはん食べてないでしょっ!」と先生。あまり食べなさそうに見えるのかもしれないが、“朝ごはんはしっかり食べる派”の松宮。「あ・・いえ、食べました」と勇気を出して発言。

すると、予想に反したのが悔しかったのか、「何を食べたのっ!!」

「言ってごらんなさいっ!!!!」と反撃する先生。

「!!!!!?」「言ってごらんなさいって!!!!」

「・・・言ってごらんなさいっ!!!!」って!!ドラマや映画じゃなく、“実際に言う人っているのか!”と衝撃を受ける。

「言ってみなさい」でも「言ってみて」でもない、「言ってごらんなさい!!!!」って!!!

戦前の華族かっ!!!

・・・おずおずと「チーズ(を食べました)」と先生に言うと、「ダメよ!!!」「チーズなんて消化悪いんだから!」と容赦ないツッコミ 「あ、結局ツッコまれるんだ・・・」と心の中でひっそりつぶやく。

すると、“大仏パンチ”頭のおばちゃん(看護師さん)が「あら、本人が食べたかったのよねーえ!」と松宮に加勢してくれる。

と、ここでドS女医&大仏パンチ&受付のおばちゃんが入り乱れ、収拾不可能な事態に!

「・・・チーズのほかにたこ焼きも食べました」と言おうとするが、恐ろしいので言葉を飲み込むことに。薬を飲んで取材先へ向かった松宮だった・・・。

ドS女医の顔が脳裏に浮かぶので、大人しく薬を飲むことに

・・・後はリポDで!

2013.05.07

GW中に修行するの巻

GW中も(結局)“取材&原稿執筆”だった松宮。原稿を書いていると、友人から「パワースポットに行かない?」との誘いが!

噂のスポットは「玉川大師玉眞院」というらしい。お寺に霊場があり、気軽にお遍路さん体験ができる とか!しかも、弘法大師が祀ってあるとのこと!そして、訪れると「煩悩がスーッとなくなる」らしい!!

昨年末、わんこそば108杯(正確には85杯)を食べ、煩悩を払った松宮。が、半年以上経つので、“煩悩の塊”に。

これは行くしかない!」

と、いうことで、友人2人と松宮で二子玉川にある「玉川大師玉眞院」へ。この日は気温25℃。汗ばみながら15分ほど歩くと・・・

住宅街にひっそりと佇む「玉川大師玉眞院」に到着!

まずは靴を脱ぎ、お寺の中へ。・・・こういう“靴を脱ぐ”というシチュエーションに限り、気温25℃にもかかわらず季節外れのブーツを履いてきてしまう松宮。友人にツッコまれ、はずかしさ満載。。。

霊場へ行く前にお坊さんから説明を受ける。霊場には「暗闇の中に金属の取手がある」「それは、上にいる大日如来さんとつながっていおり、握るとご利益がある」とのこと!これは握らねば!

中は電気がなく、「真っ暗」らしい。サンダルを履き、階段を下ろうとするが、「真っ暗」が気にかかる。思わず「なんで真っ暗なんですか?!」とお坊さんに質問。プライベートなのに、またライター魂が炸裂してしまう。。。

下の霊場では、“真っ黒な所”と“明るい所”が交互にやってくる とお坊さん。“真っ暗な所”があるのは「修行だから」とのこと! 「おお~!」と一同納得。

なんとなーくの並び順から友人M・松宮・友人Yという並び順に。恐る恐る階段を下り、いよいよ霊場へ。

中はホントに“真っ暗”!通路幅は1m弱くらい(電気アリの所で確認)でとっても狭い。何も見えないと進むのが本当に怖い。ゆっくりすり足で洞窟のような通路を進む3人。とっても「怖い」のだが、探検しているような「ワクワク感」もあっておもしろい。

右手で壁を伝い、暗闇の中をすり足で歩いていると・・・「!!!!」

あった!!!願いがかなうといわれる金剛杵!すると、松宮の後ろから「うわっ!」という友人Yの悲鳴が!

・・・どうやら、友人Yは間違えて松宮の手に触れ、驚いて悲鳴を上げた ようだ。・・・こっちがびっくりした!!!

進んで行くと、四国霊場八十八本尊の石造に到達。

中は撮影厳禁なのでパンフレットより(真ん中のおじさんがキニナル)

外は真夏日なのに地下はひんやり。大勢の大師さんに見つめられ、気も引き締まる感じ。と、ここで自分の数え年の大師さんの前でお祈りすることに。だが、大師さんの前に書いてある表示がイマイチ読めない。

「ねえ、なんか四十ばっかり!」と松宮。すると、「それ、四国って書いてあるんじゃない?」と冷静な友人M。・・・さすが頼りになる。

弘法大師には「いい原稿が書けますように」とお願い

最後に豪快にドラを鳴らして健康を祈願。松宮の進む順番は二番目だったのに、出る時には一番先に!終ったらさっさと帰るという所に性格が表れている。。。

友人MとYは「日本酒の会」へ。原稿の締切が2本ある松宮。1人泣く泣く帰宅。が、「このままじゃ原稿書く気になれない・・・」暑いのでジェラートを食べることに。

左:オレンジ風味(名前失念)右:リコッタチーズ&ブルーベリー560円 アクオリーナ@祐天寺で購入 

オレンジ風味の方は爽やかな酸味があり、美味。リコッタチーズ&ブルーベリーは結構濃厚。「美味しいなー」と食べながら駅を歩いていると・・・「!!!!」なんだあれは!!!!

駅構内で日傘を差し、全身を黒で覆って仮面を被ったスターウォーズのダース・ベイダー(もしくはアイアンマン)が!!!

・・・修行を積んだから?不思議なモノが見えたのだろうか・・・。リアルライフでダースベイダー(またはアイアンマン)を見れるとは!貴重な一日だった。

2013.05.01

ライター(松宮だけ?)の職業病

いつも目に入る“爪”がきれいになっていると、気合が入るのでネイルサロンが大好きな松宮。

前回、“関東でもっとも安い(多分)”と言われるサロンに行ったところ、ジェルがわずか2週間ほどで浮いてしまった!そこで急遽、ほかのサロンを探して行くことに!

初来店のお店でスタッフのお姉さんにネイルをしてもらいながらお喋り。「お店の客層」「最近流行りの色」「混む時間帯」等を質問。すると・・・

「すっごい聞き上手ですね!」「やっぱりライターさんだから・・・」と微笑むお姉さん。「え?」「他のお客さんはあまりはなさないのか」尋ねる松宮。

他のお客さんは「あまり自分から質問してこない」ので、「こちらから話かけないといけない」とお姉さん。ここまで“間”がなく、質問してくる人は“いない”とのこと。

自分ではまったく気づかなかったが、プライベートでも無意識のうちに取材しているとは!!!はずかしすぎる・・・。

・・・その後、質問を自重。前日3時まで原稿を書いていたため、思わず寝そうになってしまう。

眠気と格闘しながら、1時間半ほどでネイルは完成。前回行ったサロンとほぼメニューは同じだが、料金は「500円ほどの違い」。しかし、出来栄えは雲泥の差

やはり「安ければいいというわけではないんだなー」と実感してしまった。

“これぞプロの技”!

2013.04.30

取材不可?!阪東橋にある超有名店豊野丼に突撃!の取材裏話

豊野丼に20日間で6回(記事では5回)通い詰めた怒涛の4が今日で終わる。昨日の朝、無事に記事が掲載されて本当に感慨深い。
 
豊野には次々とお客さんや業者の方が来店するため、「取材時間が取れない」。そこで、「天丼を食べながら510分話を伺う」というスタイルで記事を執筆することに。
 
普通の「天丼」ではない!天どーーーーーん!なのだ(棒は5つ)
 
・・・掲載日3日前(426日)に記事完成→→編集部が豊野へ行き、マスターに原稿を確認してもらう2日前(427日)、松宮がはまれぽ編集部に行き、再度原稿を修正最終確認という1つでも予定が狂うと掲載がアブない」極めてタイトなスケジュールで進行。
 
 
427日(土)、「明日28日は豊野の定休日」=原稿を確認してもらうのは今日しかない
 
ということで、豊野に行きマスターに原稿を渡した後、伊勢佐木町モールのマックでほかの原稿を執筆閉店直前に確認してもらった原稿を受け取ることに!が、しかし!
 
 
伊勢佐木町モールのマックから豊野に行くはずが・・・30分歩いても豊野につかない。本格的に迷ってしまい、気づいたらナゼか「神奈川県警第一機動隊」前に!!!
 
 
伊勢佐木町マックから県警第一機動隊まで約2km
 
 
辺りは真っ暗、誰もいない。大きな道路(後で聞いたら国道16号だったらしい)に囲まれ、泣きそうになる松宮。
 
 
原稿を確認してもらうのは今日しかない。でもこのままだと完璧に間に合わない・・・「どうしよう」とマスターに電話をすると、「何が見える?」と心配してくれる。が、動揺した松宮は「大きな道路がいっぱい」「川が見えるけど名前がわからない」と所在地を把握するのに「まったく役に立たない情報」しか伝えることができない。
 
 
「誰かに聞け!(byマスター)」と言われ、中に飛び込み道を尋ねるが、キャリーバッグ(PC入り)を引いて「本当に歩いて行くの?遠いよ」道もかなり難しいし」「タクシーで行った方がいい」と機動隊の方。
 
 
だが、道に迷ってタクシーを使うのは「なんか負けた気がする!」ので、歩いて行くことに。しかし、案の定また道に迷い、30分暗闇をさまよう。結局、計5人に道を尋ね、マックを出てから1時間後の8時半に豊野へ到着。
 
 
県警第一機動隊から豊野までおよそ1.5km3.5kmをさまよったようだ
 
すると、「無事に着いてよかったわね!」と女性スタッフの方。マスターによると、女性スタッフの方は「(松宮が)タクシーで来て、マスターが(代金を)払ったらいいじゃない」と言ってくれていたらしい!
・・・そんなことを言われると泣きそうになってしまう。思わず(図々しくも)「お母さん!」と腕に抱きつく
 
マスターも忙しい中、きっちりと原稿を確認してくれていた!帰る際には、女性スタッフの方は「また迷わないように」と関内駅途中まで送ってくれたのだ!しかも迷って風に吹きさらしになった松宮が「寒い・・・」というと、「はいこれ」とカイロをくれた挙句、「あ、ゴミはもらうからね」とゴミは回収。
 
「!!!」
 
寒かった心もからだも一気にあたたまった。
 
本当に色々な人の協力があり、初めて記事が完成すると再び体感した夜だった。
 

2013.04.17

記事には書かなかった~黄金町駅の近くに撤去しようとすると心霊現象が起きる?!~の取材裏話

実は「黄金町駅の駐車場」の記事は松宮が入院する前(3月19日)から取材していた。記事は3月中にアップしたかったのだが、入院をしてしまったのだ。しかし、近所の方(現在記事に掲載されている女性とは別の方々)に戦争中のお話を伺い、図書館で資料を探してかき揚げ、ほぼ記事は完成。そのため、後は「校正だけ」という状況だった。

退院した翌日はグルメ系サイトの取材で立川へ。退院から2日め、編集部には「今日校了する(最終原稿を送る)」と伝えていたので黄金町へ行き、先方に直接原稿を校正してもらうことに。すると・・・

 
大人の事情から「やっぱり名前と写真は載せないで(名前と写真を掲載していた)」この「××という言葉は使わないで」「××は削除して」等、先方から言われてしまうという、思ってもみなかった大緊急事態が発生!!!明日には最終原稿を渡さないといけないのに・・・。
 
取材では「横浜大空襲」について複数の方にお話を伺った。しかし、今回は“心霊現象が起きるって本当?”という疑問を調査しなくてはならないので、極めて取り上げ方が難しい。「やっぱり掲載はムリ」という気持ちもわかるし、仕方がない。もっと多くの証言を取らなかった自分が悪いのだ。
 
「どうしよう?」「どーする?!」「どうしよう・・・」
 
退院して2日目の松宮。(いつもよりさらに)頭がぼーっとして働かない。
 
このまま黄金町をさまよっていても仕方がない。どこかで落ち着いて考えなくては!京急で横浜駅へ。編集部に連絡すると、「どうするか決めて」と言われる。・・・確かに原稿を書いた松宮が「どうするか」を決めなくてはならない。
 
横浜駅の雑踏の中、1人立ち尽くす松宮。
 
・・・退院早々、大ピンチ!血が逆流する感じ。ホント、心臓にはいつも負担をかけている。
 
ふと、取材で黄金地蔵がまつられている普門院へ行った時のことを思い出す。黄金地蔵を見た時、なぜだかわからないが(戦争の体験を)「絶対に伝えなくては」という想いが猛然と湧き上がったのだ。今伝えないと「戦争を体験した人が誰もいなくなってしまうのでは・・・」と思うとなんだか怖くなった。
 
「…やっぱり戻ろう」と横浜から再び黄金町へ。
 
あまり遅い時間になると年配者にお話を伺うのは難しくなってしまう。ここで諦めたら掲載できない。なんとか証言を取らなくては。
 
さまざまな制限があるよりは「全く違う人にお話を伺い、書き直した方がよい」という結論に至った松宮。
 
黄金町へ戻り、何人かに「横浜大空襲」や駐車場のことについてお話を伺う。だが、もう9時過ぎという時間帯もあってか、実際に戦争を体験したような方はいない・・・。11時過ぎに帰宅。資料を読み返して証言をすべて削除し、記事をすべて書き直す。
 
・・・が、やっぱり証言がないと記事が薄い。説得力がなく、厚みがないのだ。
 
「やっぱり証言がないとダメだ」・・・結局、三度黄金町へ。
 
「ご年配の方にはどこに行けば会えるのか」まったくわからぬまま、駅前をウロウロ。だが、長年黄金町に住んでいるような人は歩いていない。すると、郵便物を取りに来た中年の女性が!!!PC入りのキャリーバッグを手に走って声をかける松宮。その姿はかなりアヤしい。
 
女性は親切にも隣のおばあちゃんを紹介してくれる。しかし、おばあちゃんは戦争当時他の場所に避難していたため、「当時の黄金町はわからない」とのこと。日も暮れかけ、またまた「どうしよう・・・」とあきらめかけたその時!
 
なんと、通行人のおじさん「戦争を体験された」という町内会の人に電話をしてくれることに。が、該当の方は不在。そこでまた別の方(現在、記事に掲載されている女性)連絡を取ってくれる。もう暗くなっていたにもかかわらず、女性は1時間ほどお話を聞かせてくれた。
 
取材を行う時は本当に多くの方々に協力していただき、記事ができあがる。しかし、今回は特に多くの方々に助けていただいたからこそ、「記事を完成させることができた」と思っている。
 
今回は“心霊現象が起きるって本当?”という疑問を調査したので、「いろいろな意見が出るだろうな」と覚悟していた。でも・・・きちんと読んでくれる方がとても多く、驚いたがうれしかった。色々あったけど、「やっぱり書いてよかった」としみじみ思った。

2013.04.11

思わずスーパーで笑ったコト

横浜で取材を2件終え、(1件は頑固なおやじさんと交渉中)夜に駅前のスーパーへ。店内は仕事帰りの人で混んでいる。

郊外(神奈川県大和市)出身の松宮にとって、通路が狭く、“人がすれ違うことができない”都会のスーパーはとても狭く感じてしまう。

取材帰りのため、ボー――ッとしながらアルコール売り場を歩いていた松宮。すると、スーツ姿でメガネをかけた    “疲れ気味のおじさん”が「シュタッ!!!」と登場。突然目の前に現れ、驚いていると・・・

おじさんは珍味コーナーに突撃!そして「あり・まし・た♡」と言ってうれしそうに笑い、  「海味味(おつまみ)」をカゴに入れたではないか!!!

・・・松宮もおじさんにつられて「海味鮮」を購入

そのかわいらしい口調とあまりにうれしそうな笑顔に思わず笑ってしまった松宮。都会のスーパーでほのぼのとした出来事に遭遇した夜だった。

今日はまだ原稿があるため、ノンアルコールで乾杯!

※~役には立たないけど、かなり詳しい入院レポート~は執筆中。。。

2013.04.01

松宮緊急入院?!の巻

・・・2週間ほど前の木曜日。メディア向け試食会の後、日本酒利き酒セット6種などを飲みまくり。

金曜日の朝。「ちょっと喉が痛いなー」と思いながら、制作会社が主催するライター&カメラマンの懇親会に参加。(が、めずらしく自重してアルコールは飲まず)。そして帰りに“東横線渋谷駅の最終日”しかも最終電車”に乗り合わせてぐったり。「熱っぽいな」と思いつつも、「地上にある東横線渋谷駅」の最終日“狂乱の歴史”を書かねば・・・と思い、(誰にも頼まれていないが)3時まで執筆。すると…「!!!」

土曜日の朝、起きてみると喉が痛い。熱を測ると37度3分。「いや、寝てればよくなるハズ」と思い、眠る松宮。そして午後目を覚ますと・・・“喉が100倍くらい痛くなってる!”・・・しかしすでに午後。病院はやっていない。

普段は年に一度くらいしか実家に電話をしないが、「これはさすがにマズいかも」と実家に電話をして助けを求める。だが、5度電話をしても実家には誰もおらず不在。しかも間が悪いことに家には「薬も食べ物もない」。

「どうしよう」と思っていると時刻は夕方。そして“唾を飲み込むのも痛すぎて涙が出る”という、今までに感じたことがない痛みを喉に感じるように。この痛みをたとえると、“喉を大やけどし、ひっかかれた挙句、傷口に塩を塗りこまれる”という感じ。その痛みは“5秒に一回”やってくるのだ。「・・・これは耐えられない」

現住所に引っ越して約半年。「…確か近所に薬局があったはず!」と思い出す。が、方向音痴の松宮は記憶が曖昧だ。もし、記憶違いだったり道を間違えたら・・・病んでいるため気力&体力がなく、「もはや終わり」。しかし、自分を信じて薬局に行くしかない!

・・・と、いうことで重い体を引きずり、“ノーメーク・帽子・マスク・サングラス”というアヤしい姿で薬局へ

ふらふらとしながら記憶をたどって歩いていると「ああ!」超レア体験だが、「道を間違えなかった!!!」

なんとか解熱剤と痛み止めの作用がある薬を購入。喉に走る激痛と戦いながらアイスを食べ、薬を水で流し込む。「これで少しは痛みがなくなるはず・・・」と思いきや、「ぜんぜん薬が効かない!!!」

「のど飴でごまかそう・・・」と痛みと戦いながらものど飴をなめていた松宮。すると・・・「あれ?ない!!!」痛みはまったくなくならないながらも、“精神的な支え&癒し”だったのど飴が!!!さっきなめたのど飴が最後の1つだったのだ!「・・・なんでのど飴を買わなかったのか」とひたすら後悔するが、もう薬局は閉まっている。

ベッドで横になりながらも痛みに悶絶。 すると、母親からの電話。「・・・涙が出るほど喉が痛い」と言うと、「お母さん、大宮までお墓参りに行ってきたから」と母。実家から松宮宅まで1時間ほど。「そう、わかった・・・」と言う松宮に「・・・お母さん大宮まで・・・」とリピート。

「・・・何度も言わなくてもわかってるから・・・」と心の中でつぶやく。今日は大宮まで行き、戻ってきたので「今日はもう(そっちに行きたくない)」のが母の気持ち。しかし、妙に生真面目なため、調子が悪い娘の所に行かないのは「良心が疼く」。そのため、「お母さんは大宮まで行ったから・・・」と行けない理由を繰り返して言うのだ。「あの、もういいから・・・」と息絶え絶えに言う松宮に「(今日は行かないけど)明日行くから、ね!明日!」と母。・・・確かに来てくれるのはありがたいのだが

・・・何だかどっと疲れてしまい、そのまま眠りにつく。

・・・深夜。「頭が熱い」と目が覚める。熱を測ると38度。熱が上がっている。喉の左側があまりに痛いので、左耳から右耳まで”痛みのレーザーが走っている”ようだ。

心の支えだったのど飴はなくなり、「もう早く朝になって・・・」と身悶え

翌朝の日曜日。母が持ってきてくれた抗生物質も効かず・・・。喉の痛みはとれず、熱も下がらない。再び悶絶しながら長い夜を過ごし、月曜日の朝に!ネットで病院を検索し、耳鼻咽喉科へ。健康体なら5分で着くであろう病院に15分ほどかけて到着。「やっと・・・この痛みから解放される」と思い、ホッとする松宮。だがしかし!スタッフの方から「先生は午前中いません」という、衝撃の一言が!

がっくりと肩を落とし、家に戻る。他の病院を知らべる気力がなかったため、再び同じ病院へ。松宮の番になり、診察室へ。すると、喉を診たり、リンパ腺を触診する女医さん。

先生:いつから(痛いの)?

松宮:金曜日から・・・

先生:(険しい顔で)金曜日?!

松宮:唾を飲み込むのも痛くて・・・。夜は高熱が出るんです

というやいなや、「午前中は何してたの!」と予想外の勢いで言い出す先生。その勢いに驚きながら、「え?寝てました。(ここの病院が)やってなかったし・・・」と言う松宮。すると、先生は「なんで他の病院に行かなかったの!」と怒り出す。

「今から紹介状書くから!」「急患で総合病院に行きなさい」と言われ、「え?!」と(あまり声が出ないので)松宮は心の中でつぶやく。1分歩くのにも「1時間くらい歩いているのでは?」というほど歩くのがツラいので「行くの、止めようかな」と思うが、薬はまとめて「総合病院でもらって」と言われたため、電車で1駅隣の病院へ。

受付→カードを作るために氏名などを記入→待ち→診察→血液検査・・・と、ここまで40分ほど。待合室の椅子でぐったりしていると、再び名前が呼ばれる。「炎症反応を示す値が高いですね」と男の先生。

炎症反応を示すCRP基準値は0.3以下だが、松宮の数値は5.47・・・およそ20倍

「この数値だと入院した方が楽だよ」「入院すると点滴も10時間くらいできるし」と先生。いつもなら「入院費用がかかるし、いいや」と入院しないところ。だが、「喉の痛み」と「体のダルさ」に耐え兼ね、悩む松宮。でも明日は取材があるし・・・さあどうする?!

・・・翌朝。予定していた東京駅近くの新商業施設「KITTE」の取材へ。なんとか取材は終えたものの、「やっぱりムリ」と入院を決意した松宮だった・・・。(次回、“役には立たないけど、かなり詳しい入院レポート”を執筆!)

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松宮史佳について

「食べる」「飲む」「踊る」のが好きな本能のままに生きるライター。翻訳業などを経て偶然パーティーで雑誌編集長に出会い、フリーライターの道へ。       

グルメ系から美容、医療などのインタビューから夜の街まで数千件を取材し、経験を積む。

2018年、80歳以上で現役のカッコイイ人々を取材するサイト「Rockな人々」https://hirock1117.wixsite.com/japaneserockpeople/blog/untitledをオープンした。
2020年は新しい企画を考案する予定。              

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